思考実験室

日々のつれづれ

ワンマンライブ Bring It On Down @WWW X

会場にはギリギリ10分前、フロアは満員とまでは行かないけれども、前方から後方まで、ある程度の人がいた。おそらく、どっかの現場を干してきたんであろう、例えば盟友せのしすたぁの帽子をかぶったオタクもいたし、主現場ではない人も、このライブを楽しみにしてたんだと思う。

 

照明が暗くなり、「Bring It On Down」がスクリーンに映し出される。 「Bring It On Down」は見ての通り、渋谷駅から渋谷WWW Xへと行くまでの映像が入っている。 そして「Bring It On Down」の再生が終わった後に、控え室からステージへと向かう映像をスクリーンに映し出され、メンバーがようやく登場する。

 

セトリはあんまり覚えていない。 と言うか正直知らない曲も多かったので、セトリが書けない。 と言うか、僕はライムベリーは好きだし、動向もチェックしたりしてるけど、頻繁に通うほどのファンじゃない。のだけれど、知らない曲を多くても楽しめるライブだった。そういうライブが出来るグループは本当に貴重だと思う。そんなお客さんでも楽しませられるアイドルグループは貴重だと思う。

 

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「HAPPYLUCKY」やTARGERTでは音に合わせ飛び跳ねたり、すごく楽しい。「because of you」や「Fly High」のようなしっとりとしつつも聞き入れる曲たち。 そして「MIRRORBALL」ではフロアがごちゃごちゃになり、モッシュが起こる。続けて「韻果録」ではフロアは最高潮に。

 

メンバーのことについても少し書こうか。

 

DJ OMOCHI、フロアを盛り上げ役として彼女が入ってくれて良かった。いい意味でも、悪い意味でもぐちゃぐちゃにかき乱す。 もっとDJが出来るようになったら、あっと言わせられると思う。だから、すっごく今後に期待してる。

 

MC MISAKI、1ヶ月ほどお休みして、その間に、OMOCHIちゃん、MIRIちゃんの二人の動画を見たりもしたのだけれど、 やっぱり彼女の声が必要なんだと今回のワンマンで感じた。お世辞にもラップスキルは高くはないけれど、彼女のふわふわとした フロウが、ライムベリーをアイドルグループに繋ぎ止めるためにある。「because of you」はかなり好き。

 

MC MIRI、圧倒的なラップスキルは、ラップアイドル界でも屈指の実力で、のみならずパフォーマンスも秀逸だと思う。 客への煽りも、立ち振る舞いも、アドリブも、それが自然にできているから秀逸なんだと思う。 パンチがあってキレもある声で、早いラップを繰り広げる。彼女がいるからこそ、ラップアイドルグループとして、他のグループとは一つ飛び抜けていることを実感出来る。

 

ライブに行ったことがなくても、極上なサウンドとフロウを聞きながら、体を動かすことが出来る。ただただカッコイイ、それだけでいいじゃないか。たぶん、今そう感じさせられるアイドルグループのうちの一つが、ライムベリーなんだと思う。