思考実験室

日々のつれづれ

タイミング -フィロソフィーのダンス3rdワンマンライブ

好きになる、距離をおく、嫌いになる。

何かって、その時の気持ちの持ちようや、気分や、環境や境遇やら、性格とか色々な要素が偶然の出会いと重なって、先にあげた気持ちの変化が起きる。

 

7/15、フィロソフィーのダンスの3rdワンマンライブでした。

 

アイドルオタクとなって、実はここ最近のワンマンライブが結構背負うものが大きかった。オタクがそんなものを背負うな、というのはごもっとも。買い支えるとか、布教とか、オタクのエゴだはごもっとも。だけども、知ってほしいし、いい景色を一緒に見たいし、そんなこんなで、実は重かった。

 

解散発表と同時に「Brass!Brass!!Brass!!!」レコ発ツアーのハウプトハルモニーワンマン、メジャーデビュー後の赤坂BLITZという大きな箱で行われたMaison book girlのワンマン、そしてハウプトハルモニーの解散コンサート。

 

変に気負った3月、4月、5月、6月。4ヶ月の月日が経ち、色々な思いを巡らせました。ただ、音楽は好きなんだなあ、と思っていたところで、心の隙間にすっと入ってきたのがフィロソフィーのダンスの日向ハルさんの存在でした。

 

以前から、「ライブじゃバリバリに格好いいな」「オタクがあげるチェキ、めっちゃ変顔なんすけど...」「お酒が似合う人でいいな」ってふと思ってて、そしてハウプトハルモニーのラストの日に、立ち寄ってくれたのがとても嬉しくて声をかけちゃった。

 

横丁で初めて聴いた「ジャスト・メモリーズ」は、今までのファンキーな楽曲のフィロのスではなく、ハルさんと奥津マリリさんの声に、佐藤まりあさんと十束おとはさんのコーラスが重なって、思わず泣いてしまった一曲を受けて、いいかもと思っていたグループが好きに変わった瞬間だった。

 

もしかしたら、それはそうなる運命だったのかもしれない。

ハウプトハルモニーの銀りん、寺田珠乃生誕で共演した時に、おとはさんから「(片付け)お疲れ様です」と声をかけてもらったとき。なかなかそういう声って、かけられるものじゃないからこそ、すごく救われる思いがした。フィロのスの人たち、アイドルだけじゃなくて、誠実さが伝わる素敵な人たちだなって。そんな人たちに、労いの言葉をかけてもらうなんてものすごく勿体無いけど、とても嬉しかった。

 

で、ワンマン。

 

フィロのスの曲に関しては、知らない曲の方が多いし、初めて聴く曲ばかりなんだけど、退屈せずに楽しめたのはやっぱりライブが楽しかったからなんだなあ、と思いました。それからMC、おとはさんが最後に、「最近は脱退やら卒業やら解散やらいっぱいありますが、私たちは大丈夫だから」的なことを言ってくれて、すごく救われる思いがしました。ありがとう、本当に。

 

はじめまして未来。